高橋宏吉今年も頑張る!

稲作20年目の挑戦

昭和57年家業の農業を継ぐ決意をし、父を手伝い始めた宏吉。様々な経験を積み、気がつけば20年目の春を迎えていた。今では高橋家の長として砂川の稲作農家の未来を背負っている。

2002.4.18・19

「播種(はしゅ)作業スタート」

春だが薄寒い日。雪解けの田んぼは一面どろだらけ。

自宅に隣接した作業場で黙々と播種機に土を入れ育苗箱をこさえてゆく。

これが今日の主役「上育433」もち系のお米でねばりがあり、ブレンド用に使用する。
一枚の育苗箱には480のまだちいさな苗が納まる。この小さな苗が田んぼのあの、稲の一株になるのだ。今年はこの育苗箱を約3000枚作る。ひとつの苗には2〜4粒の種もみが落とされ、その上に軽く土がかけられる。恐るべし播種機。

積み上げられた育苗箱。

さながら田んぼの縮小版。

これが秋には稲穂になるのです。

作られた育苗箱は台車に乗り、レールでゴトゴトとビニールハウスへ。リモコンで動く台車もあるそうだが、彼は手押しにこだわる。

 

ビニールハウスの大きさは 幅6m長さ50m。ひとつのハウスに約1000枚の育苗箱を納めてゆく。同じようなハウスが3棟あり、約3000枚の育苗箱が育てられる。

「今年は6町歩半の田んぼを作るんだわ。」

ビニールハウスに到着した育苗箱は転圧機に載せかえられ、きれいに整地された地面に押し付けられる。

3度の水まきをした後、苗はシルバーシートで覆われ水分の蒸発を防ぎ地面に苗が定着するよう施される。

あとは双葉の出るのを待つ。約3・4日後に芽が出る。23日あたりか。

ワンポイント

480苗 約3000枚 144000苗=144000株

今年の作付け

6町歩半

1町歩は100m×100m

次回「若葉の頃」につづく